はま寿司でいたずら動画 労務管理を考える

大手回転寿司チェーン「はま寿司」の

いたずら動画が波紋をよんでいます。

他の客が注文した寿司にレーン上で

わさびを乗せたり、横取りする動画が

SNS上で拡散しています。

一部で投稿者が謝罪したものも

あるようですが、被害を重くみた店側は

警察に被害届を提出しています。

(画像はHPより)

 

行為自体は「承認欲求」(フォロワー獲得?)

が強い投稿者によるもので

なかなか後を絶ちませんが、

今回はこのような騒動が出た場合の

労務管理について触れてみます。

 

こういった報道がされると基本的に

お店が特定され、一定期間お店の

営業に影響が出ます。

お店の業績もそうですが働いている人の

労働日数や労働時間にも影響を及ぼします。

マスコミややじ馬が来ることでの

業務支障や風評被害による客数減少なども

その一つです。

そうなると、安定して働くことが

出来なくなり、人の定着にも影響します。

人手不足になると一部の人に業務が偏り、

さらに悪化します。

 

軽い気持ちで行ったいたずら動画が

経営に大きな影響を与えることもあるのです。

 

お店側は被害をこれ以上広めない、

模倣犯を出さないなどの対策も考え

被害届を提出したと思いますが、

防衛面と内部の体制強化の両面が

これから必要となってきます。

 

数年前、バイトテロなどお店で働く人が

悪質な行為で問題となったこともありましたが、

業務妨害罪に問われたり、損害賠償請求を

請求されたりと犯罪行為として

立証されることもあります。

 

今回のケースはバイトテロとは違い、

社内の教育体制を強化することで

防げるものではないため難しいですが、

社内のシフト体制やメンタル面の

フォローも合わせて行っておく

必要があります。

 

これも労務管理のひとつですね。

 

福井の社会保険労務士

北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社

 

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