就活解禁、今年の動きは?

2024年春卒業予定の就活生の

会社説明会が3月1日、

解禁されました。

ようやく対面式の説明会が

多くなってきましたね。

一方、

経団連非加盟の企業や外資系企業、

マスコミ系、中小企業は

昨年からインターンシップなどを行い、

自社とマッチする学生とコンタクトを

取っていることから

3月1日より前に内々定を通知しています。

 

学生によっては3年生のうちに

就職活動が終わり、残りの1年間で

自分が学びたいこと、得たいことや

留学、また、企業にアルバイトとして

実績を積むなどの活動を行っている

人もいます。

(画像は共同通信)

 

とは言いながらも、大半は4月から

6月ぐらいにかけて内々定をもらうので、

街中ではリクルートスーツ姿の学生を

目にする機会が増えます。

 

企業もここから本格的な新卒の採用活動が

始まりますが、売り手市場の状況や

初任給引上げの動きも出ているので、

周りにも注視しながら活動することが

必要です。

 

学生が注目するものとして、

企業の年間休日がありますが、

厚生労働省の

令和4年就労条件総合調査によると

労働者1人あたりの年間休日数の平均は、

115.3 日(令和3年調査116.1日)、

1企業あたりの平均は107.0日(同110.5日)

でした。

割合で見ると、年間休日120〜129日が

30.2%と最も多く、次いで100〜109日が

29.6%でした。

 

また、これに合わせて1日の所定労働時間も

見る必要があります。

1日の所定労働時間は、

1企業平均7時間48分(令和3年調査 7時間47分)、

労働者1人平均7時間47分(同 7時間46分)

でした。

週所定労働時間は、

1企業平均39時間28分(同 39時間25分)。

 

企業側は休日日数と所定労働時間の両方を

考える必要があります。

もちろん、業種にもよりますので、

同業者と比較してどうか、と言う点も

調査しておく必要があります。

 

売り手市場や初任給アップに

頭を悩ます部分もありますが、

自社の経営努力の範囲内で

労働条件の改善も忘れずに

行いましょう。

 

 

福井の社会保険労務士

北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社

 

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