中小企業の冬の賞与の支給額についてエン・ジャパンが調査した結果、
「前年から減額予定」と回答したのは19%と、前年の41%から大幅に
減少したことが分かりました。
データはエン・ジャパンの人事向けサイトを利用する従業員299人以下の
企業479社から得たもの。
新型コロナウイルス禍から業績が回復し、社員の意欲向上を図る企業が
増えていることが背景にあるとみています。(日経新聞より)
昨年は先行きが見えない状況だったので単純比較はできませんが、
昨年よりは増額する企業が多い(一昨年の額に近い)というのもお客様から
聞いている限りの肌感覚でわかります。
エン・ジャパンの調査では、増額予定の理由は「業績が好調」が54%で最多、
「社員の意欲向上」(51%)も高い要因となっています。
また、増額率は「1~5%未満」が39%で最も多い数字です。
一時的に特需があったお客様は慰労金も合わせて支給しようかという話も
あります。
業績が向上すると前向きな賞与の話、厳しいと現状維持か減額という少々トーンが
落ちる話になるのは仕方がありませんが、毎年賞与が支給できる会社にはしたいですね。
それには社員一丸となって目標に向かっていく姿勢、行動が必要。
皆でハッピーになりたいですね。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社