大雪で物流における影響

大雪警報が発令された昨日、

午後から猛吹雪でしたが、

25日、6時現在福井市内の積雪は

14センチとそこまでの影響はありませんでした。

本日25日も引き続き大雪注意報が

発令(波浪警報)されているので、

雪の状況を見ながら注意が必要です。

 

この雪の影響でヤマト運輸などの

大手運送会社が高速道路の通行止めなどを

受けて新潟県、富山県、石川県、福井県で

荷物の配送や集荷を停止しています。

その他の運送会社でも出荷の遅れなどの

情報をアップしています。

高速道路や幹線道路の通行止めは

物流に大きな影響を与えますね。

 

先日、運送会社の社長と話をしていた際、

「荷主が理解してくれるかが一番」

とおっしゃっていました。

大雪の情報をもとに国土交通省、ネクスコが

高速道路の通行止めの判断を行いますが、

運送会社から要望を上げることもあるようです。

それでも荷主によっては、

なかなか理解してくれないこともあるようで、

頭が痛いともおっしゃっていました。

 

国内最大の物流ニュースサイトの2021年の

記事によると、

「事前にリスクが高まっていることは

わかっていたため大半の運行を取りやめているが、

荷主から一般道で可能な限り近づいてほしい

という強い指示があり、やむを得ず走らせた

トラックもある。道路はほとんど止まっていて、

少しずつしか動けない状態だ」

(福井県内の運送会社)と

荷主からの指示で出発し、立ち往生に巻き込まれた

という証言もあるようです。

 

冬タイヤ未装置などの車は論外ですが、

荷主、運送会社の信頼関係や理解があっての

物流のお仕事。

仕事なので信頼関係を得るための努力は

必要ですが、カスハラなどの非常識な対応には

ならないようにしたいものです。

とはいえ、使命感を持って仕事に当たることは

大事なこと。(ここは忘れてはいけません)

 

物流業界は「2024年問題」と言われる

働き方改革が近づいていますが、

これらの対応とも似ていますね。

※自動車運転業務の時間外労働時間の

上限が960時間/年に制限されるなどの

労働時間規制の総称。

労働時間の削減には荷主側の協力も

かかせません。

(画像はNHKネットより)

 

福井の社会保険労務士

北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社

 

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