サラ川柳で、労務面の時代を読み解く

毎年行われている第一生命保険主催の

サラリーマン川柳。

今年は名称をリニューアルして、

『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』

として優秀100句が発表されました。

その中で労務的な観点や面白いなと

思ったものをいくつかピックアップ。

 

『Z世代 対応悩む ゆとり世代』

 

Z世代(主に25歳以下)の対応に

ゆとり世代(主に35歳以下)が悩む。

最近のあるある事例です。

いつの時代も年齢格差は存在しますね。

先日も、ある会社の社員ヒアリングで

昭和生まれの上司の発言に、

「時代に合わない考え方」と愚痴を

こぼしていた平成生まれ。

上司も

「今の若い子は、きついことを言うと

ハラスメントと言われそうだし、

どう接したらいいかわからない。」

と悩んでいました。

すでに20代と30代の格差が始まっている

ことも耳に入っているので、この川柳は

時代の流れをよく詠んだなと感心しています。

 

『テレワーク 上司と妻の ダブル指示』

 

どちらの指示を優先したらよいのでしょう?

当然、妻でしょうね。

 

 

『育休は パパも育てる 休暇です』

男性の育児休暇が増えています。

育休取得のための仕事の段取りもそうですが、

家庭内での役割分担はパパを育てるのに

役立つものとなりますね。

それが仕事にも活きる。

 

 

『実物の 部下知らぬまま 定年す』

『入社して 出社したのは 三年後』

 

コロナによるリモート時代の産物と

言えそうです。

リモートによって人間関係や

コミュニケーション能力は不足して

いると言われています。

対面でお互いの気持ちを伝えることが

できないため、ボタンの掛け違いによる

労務トラブルも増えています。

 

大事なことは対面がいいなと思いますが、

これも時代遅れなのかもしれません。

 

リモートでもどう伝わるかを

お互いが勉強しなければいけない

時代になりましたね。

 

福井の社会保険労務士

北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社

 

 

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