自律する人材をどう育てる?

若手社員やリーダーの育成に伴い、

自律型人材の育成はどの企業も考えていることですが、

『最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方』

によると、自己決定の経験を繰り返すことで

自律を促していく「3つの言葉」が紹介されていました。

「どうしたの?」

「君はどうしたいの?」

「何を支援してほしいの?」

3つの言葉はすべて質問形で、聞かれた本人は自分の思いや意志を

話すものです。

但し最初から完璧を求めようとせず、相手の状況をよく見極めて上で

質問します。

いきなり「どうしたいの?」と聞かれても答えは出てこないですからね。

 

本の中では、脳科学的な根拠も示されており、

「自己決定が許される環境で自己決定の経験を繰り返していけば、

人の脳はその動きに慣れていく。

反対に、自己決定に慣れていない人間は自己決定しようとせず、

自己決定したくないから、「決めてくださいよ」と人や組織に

文句ばかりを言うことになる。

新たな制度や仕組みに対して「自分に合っていない」と文句だけを

言うような状況となる。」

 

まだまだ未熟なので自己決定できないと言えばそうですが、

環境や経験値によって自律度が高まっていきます。

 

どのように部下にアプローチしたらいいか?

というのは上司の悩みどころですよね。

 

そういった場を提供する、意識させることも人材育成の大事な

考え方です。

 

また「メタ認知能力」も成長に必要な能力だと言われています。

メタ認知とは自分を俯瞰的に見る力のことですが、訓練しないと

なかなか難しいです。

自分の言動、行動が俯瞰的に見てどうなのか、これも訓練で高めていく

ことになります。

 

人材育成は奥深い!

 

福井の社会保険労務士

北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社

 

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