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歴史から学ぶこと!!

こんにちは、櫻井です_(._.)_

突然ですが、(゚д゚)!

皆さん、福井の偉人と言われれば、誰を思い浮かべますか (・・?

福井に縁のあった「大谷吉継」、「柴田勝家」などの戦国の武将たちでしょう?
幕末の「松平春嶽」、「橋本左内」や「由利公正」の志士でしょうか?
「近松門左衛門」、「杉田玄白」、「橘曙覧」などの知識人・文化人でしょうか?

それとも、「継体天皇」でしょうか (゚д゚)!

皆さん、思い思いの偉人が頭に浮かんでいると思います。

そんな中、ワタシが思い浮かぶ福井の偉人は

「朝倉 孝景」です!!
戦国大名朝倉家の初代当主になります。また、法名から「英林孝景」とも呼ばれています。

英雄なき大乱と呼ばれる“応仁の乱”で、ジョーカー的な存在として、活躍し武功を挙げました。
敵方からは “当代一の大悪人”や“天下悪事始業の張本人”など異名/悪名を頂戴するほど、
憎らしいほどの存在感を発揮しました (/・ω・)/

上手に立ち回り、最終的には越前国守護の座に就くなど、頭も切れます。( ̄▽ ̄)
また、連歌や和歌など嗜み、本拠地一乗谷に文化人を招き入れる等の当代きっての風流人でもありました。

そんなスーパーマンの孝景が後世の為に遺したと言われているのが(所説ありますが…)

「朝倉孝景条々」という家訓です。

現在に置き換えると、社訓や企業理念や就業規則みたいなモノで
組織を維持・発展するための心得を子孫に向けて、記しました。

中身はというと、 |д゚)

・朝倉家に於ては宿老を定むべからず。その身の器用忠節によりて申し付くべき事
【朝倉の家では宿老を一定に決めてはならない。彼自身の能力と忠節により登用せよ】

・名作之刀さのみ被好間敷候,其故は万疋之太刀を持たり共百筋之鑓には勝間敷候,万疋を以て百筋之鑓 を求百人為持候は一方は可防候。

【名刀をむやみに所望して購入してはならない。その理由は一万疋の値段の太刀を持っていたとして も百疋の値段の鑓を持った百人にはかなう筈がないからである。百疋の鑓を百挺購入して百人に持た せると一方面は防ぐことができるに違いない。】

実力主義を唱えたり、合理的なモノの見方など孝景の考えが随所に見られるモノでした。
(当時としては、異色の内容でした!!)

実力主義で、要職への登用・任命を促したモノでした

が!!

代が経つにつれて、「朝倉孝景条々」は有名無実・形骸化していきました。
昔から仕えてきた家や家柄を重視して、世襲制度で要職に任命するなど、組織は硬直化していきました。
(組織の安定のためには、信頼できる人物を任命すること必要かもしれませんが…)

そして、五代目・義景の代で
超~実力主義の新興勢力・織田信長に滅ぼされ、
戦国一の栄華を誇った都市「一乗谷」は一瞬にして灰燼に帰しました。

上記の出来事を昔の出来事だからと流すのではなく、
現在でも、学べることがあるのではないかと思います。

医学的に、一万年前から人間の脳は進化していないらしいです。
なので、時代背景が違っても、人間の思考・行動パータンは大きな変化はありません。

上記の事例は朝倉家が所謂、大企業病に陥ったとも分析できるのではないでしょうか?

組織の安定か! 破壊を伴う発展か!  考えさせられます (・_・D 

実態に沿った 経営理念や人事評価制度、就業規則の確認・見直しは組織の発展のためにも必要です!!
ぜひ、北出経営労務事務所にお気軽にご相談ください!!

☆一乗谷朝倉氏遺跡
戦国有数の都市として栄えた越前朝倉氏の本拠地があった場所。現在は、復元された武家屋敷がある以外は、栄華の跡を示す遺跡と自然豊かな風景が広がります。
杜甫の春望【国破れて山河在り~】や松尾芭蕉の【夏草や 兵どもが 夢の跡】の情景が思い浮かぶ、
盛者必衰、諸行無常・この世の儚さも感じられるオススメスポットです。