皆さん、こんにちは。
北出経営労務事務所の新カレンダーのイラストでは、千利休に扮している橋爪ですが、
そのイラスト通り、2019年も茶道のお稽古に精進していこう!と、
内に秘めたる決意を新たにしているところです。
今週日曜、茶道裏千家淡交会福井支部の初釜に参加してまいりました。
「初釜」とは、正月を迎えたことを祝い、新年に初めて釜をかけることを言います。
そして、新しい年を迎えた後、最初に行われるお茶会のことでもあります。
気合いを入れて和装で参加させていただいたのですが、
お着物の方々が一同に会するというだけで、大変華やかなひと時でした。
点心席で新春の御祝いのお料理をいただき、その後、濃茶席・薄茶席とお茶席が続きました。
お茶に携わっていますと、毎回何かしらの新たな知識に出会えます。
今回のこの初釜でも、素敵な知識を発見しましたので、皆さんにご披露しますね。
今回のお茶席では、御目出度い「松」をモチーフにした和菓子をいただきました。
亭主から、そのお菓子の御名「ごめい」が、
~常盤木「ときわぎ」~
と告げられました。
常盤木とは、年じゅう葉が緑色である、松の別名であるということ、
また、この~ときわぎ~の韻が、~おいわい~と同じ韻を踏んでいることから、
新年にふさわしい御名であるとの説明がありました。
韻で遊ぶ。
とても風流で、粋なからくりがあることに感激いたしました。
このような知識に出会える茶道、本当に奥が深いです。
恥ずかしながら、読書をするとすぐ眠くなる私にとっては、
茶道が言葉の感性を磨く大切な機会になっているように思います。
但し、ヘー!と思ったことは、携帯のメモ機能か何かにすぐ残しておかないとダメですよね。
聞いた直後は感動して、誰かに話したくてウズウズしているのですが、
ひどいときには数十分後にすっかり忘れてしまっているという…。
インプットしたら、アウトプットが大切。
皆さま、そんな私のアウトプットに最後までお付き合い下さいまして、誠にありがとうございました。
皆さまにとりまして、本年が素晴らしい一年となりますように。