最低賃金、実質据え置きへ

毎年10月に引き上げられている最低賃金。

今年は、

新型コロナウイルスによる景気低迷を受け、

事実上2019年度の全国平均901円を据え置く形になるようです。

毎年3%引き上げられてきた最低賃金の最終的な決定は、

都道府県の判断に委ねられます。

目安を示さないのはリーマン・ショックがあった2009年度以来ですが、

賃金の引き上げは、本来働く人の能力・成果によって引き上げられるもの。

諸外国との賃金格差という面もありますが、一律の引上げは経営的にも

厳しい面があります。

働く人からすると最低賃金の引き上げは、実質賃上げなので、上がるに越した

ことはありません。

ただし、経営とのバランスが出てきますので、新型コロナによる休業要請が

再度発令されたり、仕事の状況を見ると致し方ないと感じるかもしれません。

 

大事なのは労使のバランス。

コロナで強くなる会社、コロナがあっても強い会社を目指しましょう。

 

福井の社会保険労務士

北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社

 

 

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