ご当地アイドルの、、、

ご当地アイドルのパワハラによる自殺、、、あってはならないこと

ここ数日マスコミ等で話題に上がっている

「ご当地アイドルのパワハラによる自殺訴訟」

 

日本初のクラウドファンディングによる訴訟としても

注目を集めていますが、どのような事実があり、何が彼女を

そこまで追い込んだのかその実態を知る必要があります。

 

未成年者の労働環境、パワハラ問題など我々の仕事にも直結しますので

自ずとアンテナが立ちます。

 

今回の訴訟の概要は次の通り。

愛媛県松山市を拠点とするアイドルグループ

「愛の葉Girls」(えのはガールズ)のメンバーだった大本萌景さん

(当時16歳)が2018年3月21日に自ら命を絶つ。

その原因が

①違法・不適切な労働環境で労働をさせていたこと

②被告会社の社員からのパワーハラスメントによって精神的に

追い詰めていたこと

③学校と芸能活動の両立を阻害したこと

④高校進学費用を貸し付けると言いながら直前で撤回して期待と

信頼を裏切ったこと

⑤そして被告会社の社長による「愛の葉を続けないのであれば

違約金1億円支払え」と発言したこと

 

また、被告会社(事務所)と萌景さんが結んだ契約書には、

「遅刻などは「制裁」として罰金が科され、報酬から差し引かれる内容もあり、

遅刻は1回5000円、スキャンダルがあった場合は50万円などと

細かく定められ、活動で知り得た機密以外に営業に関係する情報も

「家族を含む他人に開示してはいけない」と記載されており

違反は50万~100万円の支払いを求められることになっていた。」

(読売新聞より)

ということなので、

契約内容が労働契約なのか業務委託契約なのか詳細を見てみないと

わからないですが、労働契約だと労働基準法上、違約金や損害賠償を

事前に決めることは違法です。

 

また、言葉やLINE上でどの程度パワーハラスメントが行われていたのか、

どの程度影響を与えていたか、それ以外の原因はなかったかなど

いくつかのポイントがありますが、パワハラ問題は行き過ぎた

愛情とも言えるので、非常に難しいです。

 

お客様でもこれはパワハラに当たるのか?

とご相談いただくことがありますが、置かれた環境、言葉

業務内容を超えていないか、人格否定などいくつかの判断材料が

あります。

 

部下や後輩に注意・指導ができないという嘆きも一部ではありますので

注視していきたい事案です。

 

いずれにしても最悪の事態になるまえに回避することができなかったか、

事業主としては非常に大事な問題です。

 

労務問題に関してのご相談も受け付けています。

北出経営労務事務所

 

 

 

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