GWが終わり、新入社員が入社して1ヶ月が経過。
初めての仕事で戸惑うことも多いこの時期ですが、
新卒1年未満で転職した経験がある人の「転職理由」
についてアンケート調査が発表されていました。
株式会社ビズヒッツによると調査概要は、
調査対象:新卒1年未満で転職した経験がある人
調査日:2021年3月11日~25日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:381人(女性254人/男性127人)
母数はそんなに多くないですが、
1年以内に辞めた人を見てみると
・3ヶ月以内に87人、
・6ヶ月以内に151人
と6割以上の人が6ヶ月以内に転職しています。
また、10日や2週間など、1ヶ月以内に転職した人も37人に存在し、
コロナの影響なのか、会社側、本人の問題なのかどうなんでしょうね、、、。
さらに気になる「転職理由」ですが、
1位は、「人間関係」
2位は、「長時間労働・休日への不満」
3位は、「仕事が合わない」
4位は、「求人内容と現実が違う」
5位は、「給与が低い」
という結果でした。
入社1年目は不安も多く自分の力のなさに嫌気がさすこともあります。
実際私もそうでした。できない自分に不甲斐なさを感じていました。
それでも理想や目標とのギャップを知ることでそのための行動を起こすことは
できます。
やりたい仕事、興味のある仕事であることが一番ですが、
不明な点、習ったところを復習するなど自ら勉強することも大事。
離職率が高いことが問題なのではなく、会社の理念や社風に合わない人を
採用することが問題ということもあります。
(もちろん、ハラスメントなどは論外です)
社内の問題なのか、社員の問題なのか これがズレていると
ずっと同じことの繰り返し。
採用は大事です。
採用にも時間と労力、そしてコストがかかります。
一人当たり50~100万というデータもあります。(マイナビ)
いい人材=会社にとって本当に必要な人材なのか。
これを見極めて採用活動をします。そして定着できる環境を整えます。
問題を問題として捉え、改善する。
本当に大事なことです。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社