お母さん食堂は ジェンダー?

大手コンビニのファミリーマートの

ブランド「お母さん食堂」が廃止され、

今月19日より「ファミマル」に

刷新することが発表されました。

(写真はファミリーマートHPより)

「お母さん食堂」をめぐっては、

今年の初めに高校生から

「女は家事をこなし子どもを育てる」

といった意識を助長しかねないとして

名称を変更することの署名活動が

行われていました。

ジェンダーや男女平等について

考えるきっかけとして広がりました。

 

ファミマ側は、お母さん食堂は

「家族の健やかな生活を想って作った

美味しくて安全・安心な食事と食材を

提供するブランドです」

として、名称の理由を述べています。

 

個人的には、温かい家庭や小さい頃の

味を思い出すいい名称だなと感じますが、

そうではないと思わない人もいるんだな

とびっくりしたのも事実。

 

これは、先日行ったハラスメント研修でも

同じようなことを話しました。

嫌みや懲らしめてやろうという言葉は

論外ですが、これがハラスメントにあたるの?

という言葉も人によってはハラスメントと

受け取られがち。

もちろん、状況や言い方によって変わることも

ありますが、受け取り側がどう感じたかによって

ハラスメントが議論されることもあります。

 

家族写真を会社のデスクに飾っている社員に

「まだ結婚していない人もいるし、

子宝に恵まれない人もいるでしょ。

そういう人への配慮がないのはハラスメントだ」

といった事案もあります。

 

これはハラスメントなのか。

非常に難しい問題。ただ、これらを議論し、

どうすべきなのかを考えることも大事な

ハラスメント研修。

 

 

福井の社会保険労務士

北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社

 

 

 

 

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